5S活動によりルールを徹底して残業時間を削減する方法
こんにちは。
残業時間削減をサポートしている天野です。
今回お伝えする方法を進めると、
社員が決められたことをやらないという苛立ちから解放されます。
会社の中の整理整頓も進むので書類を探し回るロスもなくなります。
その方法が、「5S活動の推進によるルールの徹底」です。
5S活動とは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことです。
たまに「5S活動=お片付け、お掃除」と思っている人がいますが、
大きな間違いです。
5S活動の最大の目的は、「ルールを作り、さらにそのルールを守る仕組みを作る」ことです。
いわゆる4S(整理、整頓、清掃、清潔)の細かい手法については、
いくらでも事例があるので、そちらを参考にしてください。
会社にあったやり方を取り入れればよいでしょう。
大事なのは、躾なのです。
躾は、決められたルール・手順を正しく守る習慣をつけることだと言えます。
この躾こそが、会社の文化や体質を決めていくのです。
「社員が決められたことをやらない」というのは、
「決められたことをやるという文化が会社内に醸成されていない」ことに起因します。
しかし、「決められたことをやる」というのは容易なことではありません。
だから4Sの内容を徹底させるのです。
4Sは、身近であり、決められた通りにやっているかどうかがすぐに確認できるのがポイントです。
一部の職種や役職の人に偏ることなく、
全社員が共通して対象になることも重要な特徴です。
会社の規模や業種、元々の風土にもよりますが、
躾の浸透には半年程度かかることが多いです。
その間、徹底的に続けることで、4Sの内容に限らず、
他の業務の決まりごとも守る文化が醸成されていきます。
もちろん4Sが徹底されているので、書類の在り処もすぐにわかるようになり、
社内を探し回るような時間のロスもなくなります。
4Sの詳細や躾の徹底について、もっと詳しく知りたい方は、お問い合わせ ください