天野社会保険労務士事務所は大阪府 高槻市の社労士事務所。働き方を見直し、仕事と生活の調和を図る「ワーク・ライフ・バランス」を推進しています。

若手社員向けコミュ力向上セミナー@高槻商工会議所

令和4年12月1日、8日の2週にわたり、若手社員向けの
コミュニケーション力向上セミナーを実施しました。
先々週までは、経営者・管理職向けのコミュ力向上セミナーを開催して
いましたが、今度は若手社員。より具体的なスキルについて話しました。

今年もレゴを使ったワークも実施。
例年になく苦戦するグループが多く、大いに盛り上がりました。
苦戦した分、振り返りの内容が濃くなったようです。

その他のテーマでは、アサーションに対する関心が高かったようです。
ハラスメント防止というか、ハラスメントっぽいことをされたときの
対応方法としても話したのですが、それが良かったようです。

無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)によるハラスメントは、
職場で少なくありません。その際、うまく対応する術として、アサーションは
有効だと考えています。
今後もこのテーマは、どんどん取り入れていこうと考えています。

ご参加いただいた若手社員の皆さんが、職場でコミュ力を発揮しながら、
質の高い仕事の進め方を実現し、成果を上げていくことに期待しています。

コミュニケーション力向上セミナー@高槻商工会議所

令和4年11月17日、24日の2週にわたり、高槻商工会議所にて
経営者・管理職向けのコミュニケーション力向上セミナーを実施しました。



経営者や管理職の方、ご自身のコミュニケーション力の向上も
目指しますが、どちらかというと社内全体のコミュ力をどのように
向上させていくかという仕組みの話しを多めにしています。

毎年恒例の持ち味カードも活用し、効果的な組織活性についても
ワークを交えながら説明しました。

アンガーマネジメントやアサーションなど、比較的最近のトピックも
織り交ぜながら、今後、ますます求められるようになるコミュニケーション
スキルについても触れていきました。

ご参加いただいた各社で、より実質的なコミュ力向上の取り組みがなされる
ことに期待しています。

男性育休推進セミナー開催

兵庫医科大学にて、改正育児介護休業法に関するセミナーを実施しました。
メインの改正ポイントである男性育休について、管理職向け、一般従業員
向けを2本立てで行いました。

ほぼ同じ資料を使いながら、管理職、一般従業員のそれぞれに話すので
視点が真逆の第一部、第二部の構成でした。
管理職向けで特に強調したのは、「仕事については遠慮しない」こと。
育児と仕事の両立支援というテーマになると、育児にウェイトがいき、
仕事の質の部分が蔑ろにされやすいのですが、それはダメだと。
時間的な制限があったとしても、仕事をしているときは全力。

ただ、それを実現するためには、その部下について幅広く知らないと
難しい。何に不安を感じていて、どういう働き方をしたくて、中長期的に
どんなキャリアビジョンを持っているのか。

今回の法改正は、育休というか仕事の仕方の柔軟性を大きくあげました。
一人ひとり違う事情にどう対応していくのか、今後の管理職にはこの力が
求められると思います。

 

男性育休に関するセミナー@高槻商工会議所

高槻商工会議所の「高槻人事労務研究会」で、改正育児介護休業法に
関するセミナーを実施しました。
男性の育児休業がメインテーマとなりました。



男性育休については、以前からいろいろと改正はありましたが、
2022年10月の改正は、今までとはちょっと違うレベルで、
踏み込んできます。人事・労務への影響がかなり大きい。

一番のポイントは、多様性がかなり高くなったということです。
いろんな取り方ができる。細切れ、複数回、長期間、なんでもあり。
だからこそ、一人ひとりの労働者としっかり向き合い、意向確認し、
そして、現場の生産性を下げない工夫をしていかないといけない。

なかなか難しい改正ですが、しっかり対応できれば人材確保・定着の
面で優位に立てますし、長い目で見て生産性も向上します。

NPO法人ファザーリングジャパンに参画していることもあり、このテーマは
ある意味、専門です。関わってきた期間も長い。
自信持って対応している分野なので、お困りのことがありましたら、ぜひ、
ご相談ください。

 

高槻市プレパパ教室、再開

高槻市が主催している「たかつきプレパパ教室」がようやく再開。
久しぶりの開催となりました。



育児介護休業法の改正もあり、男性の育児に関する考え方も
徐々に変化してきていることを感じます。
今回も「育休を取る予定がある方?」と聞いたところ、
3割以上のプレパパさんが手を上げていました。

男性育休は「取りたい」と思う方が8割、でも取れるのは1割、と
言われることが多いですが、今後はどうなるでしょうか。
こういうところでリアルの声を聞いていると、数年内には男性の
育児休業取得率は30%を超えると思います。

そうなってくると、企業側の考え方も変化していかないと取り残されます。
男性も女性も育休を取得できる、でも利益はしっかりあげる。
働き方改革(ワークライフバランス)と増益の両方を実現している企業は
たくさんあります。この2つは、トレードオフではありません。

法改正は、チャンスだと思います。
ぜひ、会社が大きく変わるきっかけにして欲しいと思います。


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