天野社会保険労務士事務所は大阪府 高槻市の社労士事務所。働き方を見直し、仕事と生活の調和を図る「ワーク・ライフ・バランス」を推進しています。

コミュニケーションセミナー@高槻商工会議所

1.テーマ :コミュニケーション
2.日時  :2020年11月11日、18
3.場所  :高槻商工会議所

今年も高槻商工会議所主催のコミュニケーションセミナーを担当しました。
今年は、経営者・管理職向け2回、若手向け2回の合計4回の実施です。

まず、前半の経営者・管理職向けの2回が終了しました。
コロナウィルスの感染防止策のため、ワークを工夫して実施。
参加者が少なくなるかも知れないと思っていましたが、多くの方にご参加いただきました。

2日目には、「持ち味カード」を使いました。
いろんな活用方法がある持ち味カードですが、今回は組織活性化や
人事制度構築の内容で活用しています。

カードツールは、発言しやすくなる、発言が拡散しすぎない、
自分の考えをまとめやすい、などメリットが多いです。
ご興味ありましたら、体験セミナーも実施していますので、ご連絡ください。

大学の講義(オンライン)開講

今年度で7年目になる龍谷大学での講義。
コロナ禍においてグループワークが多い講義は、対面型ではなくオンラインに
するという大学側の判断がありました。
対面を前提とした授業構成をしていたので、オンラインに対応するための
工夫に追われています。

大学生は、本当にいろんなことを感じているはずです。
講義のグループワークでも最近の生活について多くの苦労を話していました。
ただ、現状を受け止め、できることに注力している姿は頼もしい。

「最近の若者は・・・」という論調はいつの時代でもあるようですが、
とても臨機応変ですね。柔軟性が高いというか、新しいものへの抵抗感が低い。
言い換えれば、執着心がないのかもしれませんが。

スマホが当たり前の環境で育ってきた世代は、昭和や平成初期の世代と
いろんな面で違います。そして、会社では昭和世代が上司になる。
この世代間の感覚の違いを上司側がもっと知って、受け入れられると
社内のコミュニケーションはもっとよくなります。

コロナ禍で、いろんな世代間の違いが明るみに出ました。
今こそ、多様な価値観を受け入れ、それぞれを活かし合える組織に
変わっていくときだと、大学生の対応力をみながら感じました。

男性の育児休業取得推進事業@京都府

1.テーマ :男性の育児休業取得推進
2.日時  :2020年9月10日
3.場所  :京都経済センター

京都府主催の「男性の育児休業取得推進」事業がはじまりました。
キックオフセミナーと4回連続講座というなかなか大がかりな事業です。
私は、キックオフと第2回目の講座を担当します。
本日は、そのキックオフでした。

合同会社WLBC関西の福井さんが「男性の育児休業取得は企業を変える!」というテーマで、
男性育休が企業の利益につながることを話しました。

そのあと、株式会社シンコーメタリコンの立石社長と私でトークセッション。
シンコーメタリコンは、「イクメンファイブ」という取り組みをしていて、
男性の育児休業取得は100%
5日間の育休を取ることを義務づけています。

もちろん、5日間では短いという越えもあると思います。
ただ、はじめないと先に進まないため、ファーストステップとして
5日にしています。

また、義務化しないと取りにくい雰囲気が生まれてしまうため、
義務化にしているそうです。
悩む必要は無く、パートナーの妊娠が分かった段階から育休をとれるように
本人も管理職を含めた職場のメンバーも準備を進めます。

やはり「義務化」はポイントになります
ハードルは低くありませんが、着実に企業風土を作りあげますので、
たくさんの企業が義務化にチャレンジしてみて欲しいです。

介護離職予防&キャリアデザイン研修

1.テーマ :介護離職予防、キャリアデザイン
2.日時  :2020年9月2日
3.場所  :大阪市内 企業研修室

大阪市内にある企業において、介護離職予防とキャリアデザインを
テーマに研修を実施しました。
本社勤務の全社員が参加されました。

介護離職予防をテーマとする場合、「40歳以上」など年齢をあげて
実施されることも多いのですが、この企業では「お互い様風土」の醸成の
ため全社員を対象に実施
することになりました。

この企業に限らず、今まで実施してきた介護離職関係の研修やセミナーで
多く聞かれるのは、「漠然とした不安」です。

介護保険制度の煩雑さ、身近な事例が少ない、など様々な理由で、
なんとなく不安を感じている方が多いです。
一方で、「知る」機会も少ないため、介護が自分ごとになっていない
ケースが大半です。

介護離職予防においては、とにかく「初動」が重要です。

初動を間違えないようにするためには、最低限の知識と相談できる風土が
不可欠。そのために企業では、広く研修を実施していただきたい。

最近では介護離職だけをテーマにするよりも今回のようにキャリアデザインと
絡めて実施することが増えました。
企業にとって、従業員が長く戦力して働き続けられる環境を準備することは
人事戦略上、重要です。

介護だけを抜き取ると、少しネガティブな雰囲気もありますが、
キャリア全体として考えることで、参加者も前向きになります。

今後も多くの企業で、介護離職予防やキャリアデザインの研修を
実施していきたいと思います。

リモートワークと働き方改革セミナー開催

1.テーマ :多様な働き方とリモートワーク
2.日時  :2020年8月21日
3.場所  :姫路総合庁舎職員福利センター 大会議室

兵庫県南西部において、
「労使がそれぞれの立場を超えて共通のテーマを研究」することを目的として
活動されている労使法経研究会で講演を行いました。

元々は、アフターコロナにおける働き方改革について、話す予定でした。
しかし、まだ「アフター」と言える状況ではなく、以前のような状況に
戻れないと言うことを想定する必要があると考え、
「ポストコロナにおける働き方改革」を軸に話しました。

以前の常識が通用しないなかで、どうしたらいいか。

本質的なところは変わらないと思っています。
タスクシートなどを活用しながら、業務管理を進め、より生産性の高い仕事の
進め方を追求していく。
遠回りに見えても、これが最も効果的であると考えています。
コロナ禍であろうとなかろうと、業務管理を徹底することがポイントです。

今回、参加された企業の状況はバラバラであったと思いますが、参加した企業が
1つでも2つでも「これをやってみよう」と思えることがあったのでは
ないかと思います。


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