雇用調整助成金のオンライン研修について
4月に入り、様々な企業様から、連日のように雇用調整助成金(雇調金)の手続きや準備の
ご相談をいただいています。
一方で、厚労省の公表する資料も変更も多く、関与先様の対応で精一杯という現状でもあります。
すでに、報道等でご存じの方が多いと思いますが、手続きの簡略化や要件の緩和などが
多くなされ、以前に比べるとかなり使いやすくなっています。
その中でも特に「教育訓練」についてはかなり使いやすくなりました。
今後も変更される可能性もあるためリンク等は貼りませんが、大きく2つの変更がありました。
1.対象となる訓練が多くなった
以前は、例えばハラスメント研修、メンタルヘルス研修のような内容は不可でした。
要件緩和後は、これらの内容も助成金の対象となります。
コミュニケーション、組織活性化など様々な企業の課題に対して取り組む研修が
助成金の対象となっています。
2.オンライン研修が大幅に緩和された
会社ではなく、自宅等にてオンラインで受講する研修も対象となっています。
出社されるのは、通勤途中でも研修受講中でも濃厚接触のリスクが高まります。
ただ、オンラインであれば、これらのリスクなく、安心して受講できます。
上記より、休業しながら従業員の育成を進めやすくなりました。
休業が長期化した場合などは、休むだけでなく育成に力を入れてはどうでしょうか。
(教育訓練を実施した場合、助成金の金額が加算されます)
なお、弊所においては、以下のような内容をオンラインで研修することが可能です。
・ハラスメント研修
・メンタルヘルス研修
・コミュニケーション研修
・アンガーマネジメント研修
その他、各企業の課題にあわせた研修も可能です。
ご興味ありましたら、お問い合わせください。
日本中、大変厳しい状況ですが、次にできることを考えていきましょう。